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冬のルネサンス大舞踏会開催レポート

2014年12月7日(日)午後

スタジオ・オルフェーオ主宰の小澤高志さんによる先導のもと、華やかにヒストリカル衣装を身に纏った60余名が東京・茗荷谷ダンスプラザに集い、ルネサンスダンスを踊り楽しみました。

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舞踏の第1部は、トワノ・アルボーThoinot Arbeau(1520‐1595)のオルケソグラフィーOrchesographyに収められた数々のブランルに始まり、ピョンピョン跳ねたりする動きの豆のブランル(branle des pois)やお役人のブランル(branle de l’Official)など、シンプルながらも踊る歓びに満ちたものが踊られました。

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音楽もすべて生のルネサンス舞曲。この日の舞踏会のために特別に編成されたルネサンス・ダンスバンド(バロック・ヴァイオリン 佐藤駿太、ヴィオラ・ダ・ガンバ 品川 聖、テオルボ&ルネサンスリュート 上田朝子、ゴシック・ハープ 斉藤ひとみ 西野直美、ルネサンス・リュート&ルネサンス・ギター 西野潤一、打楽器 立岩潤三)が舞踏会を通して音楽を担当しました。また、舞踏の幕間にはルネサンス・ダンスバンドのメンバーによる独奏コーナーも設けられ、舞踏会のなかに小さなコンサートの要素も盛り込まれました。

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驚くべきは、ミニコンサートの終演からの自然な流れで第2部のパヴァーヌが始まったことでした。そこには音楽が身体を自然に誘導する光景が見られました。男女がペアとなり、クロード・ジェルヴェーズ Claude Gervaise (1510?-1558?)の「ダンスリー」のなかからパッサメッツォによるパヴァーヌ、ヴェニス風パヴァーヌと続き、足の躍動的な動きの伴うパッサメッツォによるガイヤルドが踊られました。

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会の終わりの第3部は、全員で輪になって踊るファランドールで締め括られました。終曲ではルネサンス・ダンスバンドのヴァイオリニストとリュート奏者も踊り手に混じりながら演奏し、熱気と喜び溢れる幕閉めとなりました。

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この舞踏会を企画したのは、2014年夏に有志のイベントオーガナイザー達によって立ち上げられた古楽イベント企画Kogakulian(コガクリアン)です。会場装飾をどうするかということや、チラシ作成、Web申込みの方法、司会の進行や舞踏の流れに至るまで、夏から秋頃にかけて綿密な打ち合わせが行われました。これまでに各運営メンバーがかかわった「古楽かふぇ」や2年前の夏に行われた「水上の古楽まつり」の経験も反映され、古楽を本当に好きな人々が楽しめるようさまざまな工夫を加えることができました。

また、舞踏会参加者の一人に『ルネサンス踊り絵本』などで知られるイラストレーターの吉田稔美さんがいらっしゃったことから、彼女のポストカードなどの小さな作品を販売する企画も実現しました。スペースが限られた空間でなかなか大変ではありましたが、古楽関係のコンサートのチラシも壁に設置するかたちとなり、賑やかなイベント空間ができました。

今回の舞踏会では、イベントの当日ばかりでなく、当日に至るまでの参加者とのコミュニケーションをも愉しみたいという意図があり、それもある程度は実現することができたように思われます。たとえば、《かんたん衣裳作成》講座のヒラヒラや、日常的な衣服を使って本格的なルネサンス衣装を作ってみようといった革新的な試みもWeb上で発信され、参加者を含む多くの人々によって楽しまれました。また、ルネサンス・ダンスバンドの練習風景も事前に公開され、共有されました。

西欧の歴史的な音楽をコンサートなどで聴く機会は一般的なものとなった昨今にあっても、古楽を享受する楽しみかたのヴァラエティーはまだあまり十分でないような気がしています。古楽を基軸に据えた本イベントが、プロの演奏家や研究者、音楽以外の諸学芸に興味を持った方や面白そうなのでちょっと踊ってみたかった人々を分野横断的に結びつけ、かかわる人々を巻き込むことによって、よいものが生まれ、実り多い出会いのきっかけを提供できたことを願ってやみません。

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文: 山下馨
編集: かいだみかり
写真:
1,2 交響詩モンタニャール
3〜8 かいだみかり
集合写真 浅水屋剛氏

かんたん衣裳作成: 男性③ ヒラヒラの作り方

こんにちは、モンタニャールです!

「かんたん衣装作成」シリーズ前回の「 男性② ちょっと裕福風」では、
襟や袖口に、ヒラヒラしたギャザーの飾りを使って、
ゴージャスにするのが特徴でしたね。

けれども、肝心のヒラヒラの作り方のご案内がまだでした。

そこで、ヒラヒラのうち、比較的簡単に作れるAタイプとBタイプについて
作り方をご案内させていただきます。

材料や道具

まず、必要な材料や道具ですが、今回は、超簡単にということで、不織布を使います。
縫製技術も裁縫道具も必要ありませんが、不織布を裁断するときは
より刃渡りの長い布切鋏があったほうが楽かもしれません。

材料や道具
●白い薄地の不織布
●白くて細いリボン or 紐
●木工用ボンド
●ハサミやカッター(布用・紙用など用途にあわせて)
●メジャーや定規

材料調達にあたって注意するのは、
不織布は大き目にリボンは長めに用意することです。
不織布については1m四方くらい、リボンは3.5mくらいあった方が安心でしょう。

また、ギャザーといいますかフリルといいますか
ヒラヒラにする分だけ布は多めに要りますので、最初からケチらずに大き目に使って下さい。
完成したものを衣装の上から着けてみて、それから調整出来るように、
また、細かいことを間違えても後で調整できるように寸法は大きめに案内しています。

では、早速作ってみましょう!

ヒラヒラを作ってみる!

①付ける予定の場所の首周りや手首の寸法測定

なるべくヒラヒラを付ける直前の衣裳をつけた状態で測ってみましょう。
ピッタリしたニット一枚増えただけでも手首は3cmくらい太くなりますよ。
今回は、手首周り 20cm・首周り 30cm を前提にご案内します。

②不織布の裁断

手首用タイプA:幅15cm x 長さ100cm を2つ
左右それぞれの手首用に2つ必要です。

首回用タイプA:幅20〜25cm x 長さ200cm を1つ
布の長さが足りない場合は、100cm 2つなど分かれても大丈夫です。

首回用タイプB:幅60cm x 長さ40cm を1つ(前面用)
幅20cm x 長さ50cm を2つ(側面~後部用)
ネクタイのようにぶら下がるのが前面用になります。

③裁断した不織布にリボン(紐)を通すための切れ目を作る

タイプAの手首用は下側を短くするために2cm程度布をずらして切れ目を入れます。
真ん中に切れ目を入れるとヒダので突っ張って、
上に来るヒラヒラの「丈」が異様に短くなるのを防ぎます。
首周りの場合は真ん中で大丈夫のようです。
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手首用を作るときは、左右で切れ目の間隔が極端にズレないよう注意します。

タイプBの前面用は、長い方の辺を持って半分に折って、端っこを5cmくらいずらしましょう。
山折になったところに切れ目を入れていきます。
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④不織布の切れ目にリボン(紐)を通す

画像を撮る時に分かり易いように色の濃いリボンを通していますが、
勿論、白いヒラヒラには白いリボンを使って下さい。
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Bタイプの前面のものは、紐が通っている側が外側に行くのを防ぐため、
ちょっとだけ木工用ボンドを使ってリボンの近くの折り目を固定しています。
白い点のようなのがボンドです。
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Bタイプの側面~後方のものまで紐を通したところです。
(側面~後方は、裁断の都合で50cm1つではなく、左右とも2つ使っています。)
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Bタイプの側面~後方は、ヒラヒラではなく少しモコモコさせたいので、
縁をポイントで木工用ボンドで止まって、中をリボンが通っているようにしました。
女性が髪を束ねるのに使うシュシュ(モコモコ)と似た構造です。
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⑤リボン(紐)を切って、ほどけないように結ぶ

通し終わったリボンを切ります。
ヒラヒラが伸びた勢いで折角通したリボンが取れて通し直し・・・の間に
更に反対側から外れていくことがよくあります。
そういった事故が起きにくいように少し長めに切りましょう。

手首用タイプA:長さ80cm くらいを2つ(左右用)
首回用タイプA/B:長さ2mくらいを1つ

リボンを切ったら、こんな風に結んでリボンが布から外れるのを防ぎましょう。
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⑥不織布を絞ってヒダの癖をつける

このままではクシャクシャした布にリボンが通っただけなので、ちょっと癖をつけます。
(あまりつきませんが。)
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これで、ひとまずは完成です。
このあと、実際に衣装と合わせて、長いところは短くするなど調整していきます。

それでは、作ったヒラヒラを衣裳の上から取り付けてみましょう。

ヒラヒラを着けてみる!

①衣裳を着たら、現代服の袖口や襟を折って隠す

そのまま現代服に着けても、これでは無茶苦茶です。
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そこで、ヒラヒラに合わない大きな袖口は外側に何度か折って隠してしまいましょう。
服を着た状態でやって下さいね。
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大きな襟は内側に折って隠してしまいましょう。
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②ヒラヒラの不織布を、リボン(紐)の真ん中のところり外れないようにしておいて
リボン(紐)を取り付けたいところにまわす

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自分でリボンを結ぶのは難しいので、近くの人にお願いしましょう。
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③リボン(紐)を結んだら、ヒラヒラの形を整える

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④これで、完了!
画像は、首周りはBタイプ、袖周りはAタイプです。
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Bタイプがなんだかよだれかけみたいに煩いので、
リボンから外して鋏で調整してもいいかもしれません。
また、袖周りのAタイプは、Bタイプの横から後ろの首周りのように
シュシュみたいにしたほうが、やかましくないかもしれまさん。

なお、Cタイプの「襞襟(ひだえり)」については、
他サイトで紹介しているものを見つけましたので、割愛いたします。
なんと、国内でも作って販売している方がいらっしゃると聞きました。
コチラが、襞襟の作り方を紹介しているサイトです。かなり面倒くさそう。(^^;
http://twitpic.com/21h3tq
http://yaplog.jp/hanazono/archive/192
http://yousai.net/nui/komono/etc/hidaeri/index.htm

告知より1か月近くも経ってからのご案内になってしまい、
大変申し訳ありませんでした。m(_ _)m
ちょっと、「冬のルネサンス大舞踏会」本番の直前過ぎて
時間がない方もいらっしゃると思いますが、宜しければお試しくださいね!

なお、今回作ったものは当日お持ちしますので、使ってみたい方は早い者勝ちです。(^^)

では、舞踏会本番でお会いしましょう!!

(会計担当 モンタニャール)

ガイヤルドのステップ

こんにちは、モンタニャールです!!

今日は、「冬のルネサンス大舞踏会」第二回練習会ですね。
前回の練習会で、少し苦戦された方も多かったガイヤルドのステップを
図示したものを作らせていただきました。

なお、練習会で実施したものは、
通常の英仏式(Five steps of galliard, Cinq pas de gaillarde)ではなく、
伊式(Cinque passi di gagliardo)の1ヴァージョンとなります。
(※12/3加筆しました。)

図は、コチラです!!

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便宜上、6拍子でとらえると、このような感じで動きます。

左足を前方に蹴りだす。
左足を元の位置に戻すと同時に、右足を後方に軽く跳ね上げる。
左足を前方に蹴りだすと同時に右足は元の位置へ。(①と同じ)
左足を元の位置に戻すと同時に、右足を後ろにひいて・・・
(②と同じだが、⑤への予備動作でもある)
右足をまっすぐ前に蹴りだして、ぐるっと外回り!!
左足の少し後ろに右足を寄せて着地。

左足を前に蹴りだして開始のパターンをご案内しましたが、
次は、右足を前に蹴りだして開始する左右逆のパターンとなります。
・・・・・が、左右逆にして交互にやるのは結構難しいので、
最初は片方のパターンだけでやってみましょう。

両足が同時に着地するのは⑥だけで、⑤から⑥にかけてがなかなかハードです。

そんなガイヤルドですが、このステップの間隔やイメージを持っていると、
西洋音楽の6拍子を演奏するときに、より音楽的に、
舞曲については舞曲らしく出来るのではと思っています。

更にいうと、ガイヤルドの曲は「便宜上」6拍子なのであって、
メトロノーム的な6つの「カッ!コッ!コッ!カッ!コッ!コッ!」ではないんですね。
6つになんて分かれていないダンスの動きや雰囲気なのですから。

・・・・・というのは、私が、ふと思いついたことですので、正しいかは分かりません。
ただ、ガイヤルドのステップをイメージしたら、
6拍子の舞曲で最後の3拍が走る現象は治ると思います。
5拍~6拍が非常に忙しいステップなのに、そこだけ速いテムポだったら困りますもんね!
6拍子の後半で走る指揮者さんやお友達がいて困っていたら、
是非、「冬のルネサンス大舞踏会」のことを教えてあげてくださいな。
来年からでもお待ちしております。(^^)

それから、ヒラヒラの作り方のアップが遅れていて申し訳ありません。
なんとか3日以内にはと思っております。m(_ _)m

では、練習会または本番でお会いしましょう!!

(会計 モンタニャール)

手軽に楽しむヒストリカル衣装~女性トップス編~

こんにちは!Web管理みかりです。
今日の関東は肌寒く、天候からも”冬の”ルネサンス大舞踏会の近づきを感じます。

さて、冬のルネサンス大舞踏会でルネサンス衣装を用意するのは難しいけど、
簡単にヒストリカルな雰囲気の衣装を楽しみたい!という方へ、
今回は女性トップスのご紹介です。

女性服は、デコルテラインや襟、袖のデザインが素敵なトップスにロングスカートを合わせるだけでも、雰囲気が出ますよ。

ネットで買えるものをいくつかご紹介しますね。(写真をクリックするとお店のページに飛びます)


↑こちらのブラウス、襟を立てた感じが少しルネサンスっぽくないですか?^^

  

お次は、こちら~。

↑こちらはスクエアネック+首の飾りがこういった↓のドレスの首回りを思わせます。

この男性の襟、まさにルネッサーンス!という感じですね。
ここまでではないですが、襟まわりが華やかなブラウスたちがこちら。

 
 
 

胸元のデザインが華やかなトップスでは、こんなものがありますよ。

 

こういった華やか系トップスにロングスカートを合わせるというのが、
簡単にできるヒストリカルな雰囲気なコーディネート例の1つです。
ウエスト部に前回ご紹介したような太いベルトをするとさらに素敵になります♪

ブラウス+ロングスカートにさらにベストを合わせると、この雰囲気に近くなりますよ。

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ベストは前でしめるものが良いですね。
 
 
Ozzonさんのトップスやアクセサリーもオススメです。
http://www.ozzon-japan.com/products/detail.php?product_id=4026
http://www.ozzon-japan.com/products/detail.php?product_id=4024

 

冬のルネサンス大舞踏会、どうぞお楽しみに!
本番当日は現在キャンセル待ち受付中ですが、
11/22(土)と11/30(日)の練習会のみの参加者は追加募集中です。
上記リンク先ページよりお気軽にお申込くださいませ!

※服装に関していろいろな情報を提供しておりますが、
ヒストリカルなものや正装でなければいけないということではありませんので、ご安心を。
脚を露出しないスタイルであり、また裾が長すぎる等ダンス時に危険なものを避けていただければ、
特に規定はございません。

履物に関しては、練習・本番ともに上履き必須です。
こちらの記事をご参考にご準備くださいませ。
上履きのご案内

 

(Author: Web管理 みかり)

手軽に楽しむヒストリカル衣装~女性ワンピース編~

こんにちは!Web管理みかりです。
冬のルネサンス大舞踏会の第1回練習会11/22(土)まであと1週間を切りました!

さて、今日は女性の本番衣装について、
市販で手に入るものをいくつかご紹介いたします。

Twitterで大好評だった、こちらの素敵なジュリエットのような衣装。
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ちょっとお値段ははりますが、ネットで買うことができます(*´▽`*)
でもさすがにここまではお値段的にちょっと・・・高いですよね(^^;

お手頃価格でヒストリカルな雰囲気を出すのにオススメなのは、こちらのスタイル。

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出典1.Photobucket.com 2.pinterest 3.metro.co.uk

中世風なのでルネサンスよりちょっと古いのですが、シンプルなロングワンピースにちょっとアレンジを加えるだけで雰囲気が出るのでオススメです。

市販でおすすめなのはこちら、楽天で2,680円。(写真をクリックすると商品ページに飛びます)
 

私は2つ目の七分丈の方のターコイズを持っているのですが、肌触りの良い生地で色もキレイです。
22日か30日の練習会に着て行こうと思っているので、気になる方はチェックしてみてください(^^)

太めのベルトやコルセットを合わせると1の雰囲気に、
胸やウエスト位置にリボンをつけて2や3のようにしてみるのもよいですね。

このロングワンピースは切り替えがかなり上の方にあるので、
18世紀のエンパイアスタイル(英国のリージェンシースタイル)のようにも楽しめますよ。
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(映画 『いつか晴れた日に』)

合わせるベルトは、太めで編み上げのものが雰囲気がでて良い感じです♪

 
 

 

ワンピースのお手頃ヒストリカルスタイル、いかがだったでしょうか。
次回は、トップスをご紹介しますね。

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冬のルネサンス大舞踏会は、11/22(土)と11/30(日)の練習会参加者を追加募集しています。
まだお申込可能ですので、上記リンク先ページよりお気軽にお申込くださいませ!

服装は、脚を露出しないスタイルでしたら、Tシャツ+ズボンのようなカジュアルなスタイルでも大丈夫です。
練習・本番ともに上履き必須ですので、こちらの記事をご参考にご準備くださいませ。
上履きのご案内

(Author: Web管理 みかり)

舞踏向き上履きのご案内

 

こんにちは!交響詩モンタニャールです。

「冬のルネサンス大舞踏会」の第一回練習会まで、あと10日!
企画メンバーもオモシロ忙しくなってきました!!いよいよです!楽しみです!

ところで、練習会・本番ともに上履きが必要な会場ということで、
会場の床を傷つけることなく、かつダンスに適したシューズの選択について、
お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、私も悩んでいます。(^^;;;

悩んで、私なりに発見したこともございましたので、まとめてご報告させていただきます。

NGな履物

まず、おさらいですが、絶対にNGな上履きは何かといいますと、
床を傷付ける恐れのある靴です。ヒールのある靴や底がガリガリした靴はダメです。
社交ダンスの靴も踵が高いのでNGです。

次に、転倒事故の恐れがあるなど、運動することがそもそも無理な履物もダメです。
ゲゲゲの鬼太郎のリモコン下駄のようにすっ飛んで行ってしまうスリッパとかNGです。

△な履物

次に、OKはOKだけど、向いているとはちょっと言えない履物はどんなものでしょうか?

ルネサンス・ダンスを踊っている西洋のグループのYouTubeなどをご覧になっていただくと、
ダンサーのスムースで華麗な足さばきが、魅力となっていることに気付かれると思います。

実際に踊ってみますと、足で地面をこするようにしたり、
踵やつま先がすり抜けるような動作が結構あります。
ですので、ゴム底の厚くて分厚いスニーカーだと、
そのような動作の時に足同志がぶつかってもつれてしまいます。
靴底の厚さが1cm超えるようなものは向きません。
また、殆どの靴は、底のグリップ力が強すぎて、足が床に引っ掛かって阻害されてしまいます。

といっても、それで疲弊する動きが多いダンスは、今回はガリヤルドなど一部のものだけです。
なので、まずは手持ちの室内用運動靴で練習会に参加してみて、
キツかったら再考するのも悪くないのではと思います。
もしかすると、練習会でダンス経験者さんから、良いアドバイスをいただけるかも!

◎な履物

では、どんな履物が、ルネサンス・ダンスの上履きとして最適なのでしょうか?
ズバリ、「底の薄いダンス・シューズ」です。
例としては、ジャズ・ダンスシューズや、バレエ・シューズになります。
(フォークダンスシューズをご提案下さった参加者様もいらっしゃいました!)

調べてみましたところ、ジャズ・ダンスシューズは少し値が張るようです。
バレエ・シューズでしたら、2千円切る価格帯でもあるようです。

とある参加者の方が、こちらのバレエ・シューズを教えて下さいました。
こちらなら、衣装ともコーディネートしやすい黒で28cmまであるそうです!!
http://www.galerie-sylvia.jp/smp/item/SSYDSC1europink.html

ただし、バレエなどのダンスシューズでは、普段の靴のサイズと比べて
一回りですとか1cmですとか大きめのものを選んだ方が良いとのお声もあり、
サイズについては、極力店頭でご確認になったほうが良さそうです。

ダンス用品では、こちらの会社が有名ですね。
http://www.chacott-jp.com/j/

¥な履物

もっともっと、安い履物を探したいという方もいらっしゃるかもしれません。
私もそう思いましたから、探してみましたヨ!!

ですが、世に出回っている履物の殆どは、
靴底が厚すぎたりグリップが強すぎたりしてダンスに向きませんでした。
唯一、適性がありそうだったのは、なんと学校の校内履きの「バレーシューズ」です。
ケイヨーD2で4百円くらい、イオンで5百円くらいでした。
(私の近所のD2では25cmまで、イオンでは28cmまで店頭にありました。)

けれども、残念ながら、廉価な校内履きは白い色のものしか出ておらず、
コーディネートを考えるならば、スプレーなどで黒く染めることになります。
その手間や染料の値段を考えると、
28cmまでの方は、バレエ・シューズを入手されたほうが良いとも思います。

「今回は、見た目はどうでもよいから、とにかく安く!」という方は、
白いままの校内履きで参加されても悪くないでしょう。
なお、校内履きは爪先が狭いので、試し履きしてサイズを確認したほうが良いでしょう。
(私は、一つ大きいサイズにしました。)

私は、校内履きを黒いスプレーで染めてみましたが、
布地が塩化ビニル樹脂のせいかしっかり染まらず、ややグレーになってテカってしまいました。
ご参考までに、その画像をアップしておきますので、やってみたい方はご参考くださいな。
(会場の床に黒い染料がうつることを防ぐため、
靴底や下のヘリをテープで養生して染め残しています。)

こんな感じで、皆様の上履きに関する疑問は解消しましたでしょうか?

では、練習会でお会いしましょう!!
疑問や心配なことがありましたら、いつでもお問い合わせくださいね!

※この記事は、参加者様よりアドバイスを頂いて11/12に加筆しております。

(モンタニャール)

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かんたん衣裳案内: 男性② ちょっと裕福風

こんにちは!交響詩モンタニャールです。

「かんたん衣装案内」シリーズ2回目は、
質素な村人風も良いけれども、もう少しゴージャスにという方に!!
ちょっと裕福風はいかがでしょうか。
イメージとしては、貴族の屋敷に出入りしているような人たちです。

襟や袖口に、白い布をギャザーさせたヒラヒラを使うのが特徴です。
中でも、エリマキトカゲみたいなタイプCは襞襟(ひだえり)と呼ばれています。
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今回用意するものは、次の通りです。
準備出来るブラウス(シャツ)やジャケット(ベスト)によって、
使うヒラヒラも変わってくるのが特徴です。
・ヒラヒラ(作り方は、次回説明します。)
・白いブラウスまたはシャツ
(カッチリしたワイシャツより、ふわふわしたゆるいもの推奨。)
・ジャケットやベスト
・黒やこげ茶のシンプルなズボン
・白タイツ。(膝まである白いソックスでもよいかも)
・安全ピンなど、ズボンの裾を留めるもの。

さて、作り方です!!

まず、白いシャツを着てみましょう。
こちらの絵のように、ふわっとしたブラウス風で袖口や襟が短いか殆どないものは、
そのまま使うことが出来ます。
デザインによっては、ヒラヒラを付けなくても大丈夫だし、
小さいヒラヒラでも大丈夫そうですね。ジャケットも要らないかも。
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一方、こちらのように、襟も袖もカッチリしたワイシャツの場合は、
現代服の特徴のその部分を、内側に折って隠すか、
大きめのヒラヒラを装着して隠すほうが雰囲気が出そうです。
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では、シャツの上から、ヒラヒラと上着を合わせてみましょう。

このように、上着の襟が首元まである場合には、
首元のヒラヒラも袖口と同じようにAタイプのヒラヒラが合うでしょう。
(上着の絵には袖がありませんが、長そでもOKです。暑いかもしれませんが)
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このようにベストなど上着の第1ボタンが少し下に来るものを着る場合は、
Bタイプの長いヒラヒラで、ゴージャスな雰囲気に出来ますね。
・・・と同時に、現代風の襟もとを隠して目立たなくしてしまいましょう。
ジャケットやシャツの襟の形によっては、Aタイプと組み合わせて襟に使うのも良いかも。
勿論、袖口にはAタイプのヒラヒラを!!
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更には、Cタイプの襞襟(ひだえり)をするという方法もあります。
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では、ズボンはどうしましょうか?

まずは、白タイツを履きまして、
その上から、黒や濃いこげ茶などの無地でシンプルなズボンを履いてみましょう。
そうしたら、裾の丈を座った時に調度膝小僧が隠れるくらいに調整してみましょう。
この膝からから下の足のステップの華麗さで、
ルネサンス時代の男性は女性の心を射止めたとか何とか。(笑)

やり方は、とっても簡単です。

ズボンを履いたらベルトを締めて座りましょう。
内側の裾をほんの少し(幅2cmくらい)摘まんで足の中心に向かって折ります。
そのまま、ちょっとずつ(3~4cmくらい)上に折っていきます。
左右の足の裾が対称になるように作業しましょうね!!
そして、膝小僧まで来たら、OKです。
もし、ダンスの途中で解けてきそうなら、安全ピンなどで留めましょう。
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絵だと、ズボンが出来るに従って足が長くなっているようですが、
そんな効果あったらいいですね☆

 

 

 

今回の、この「ちょっと裕福風」は、コチラのYouTubeを参考にしています。
帽子に羽根をつけてもルネサンスらしくて素敵ですね。
3:45あたりから、イベントの準備中の風景も収録されていて、
ヒラヒラの装着をするところも観られます。

ちょっと裕福とだけあって、村人風より手間が多いですね。
というわけで、第3回の「ヒラヒラの作り方」をお楽しみに!!

Author: 会計 モンタニャール

かんたん衣裳案内: 男性① 村人風

こんにちは!交響詩モンタニャールです。

冬のルネサンス大舞踏会に、
「どうせなら中世やルネサンスの雰囲気の服装で参加したいけど、用意の仕方が不安」という方も
いらっしゃるのではないかと思います。

そこで、「かんたん衣装案内」と称して、
超お手軽で簡単な衣装作成方法のご紹介をさせていただきます。
なお、このシリーズは、先日Twitterでご案内させていただいたものを再度まとめたものです。

まずは、男装その①で、村人風。

用意するものは、こちらです。道具は、布鋏のみで間に合います。
・無地のTシャツ。(不要なTシャツを裏返してタグなどを取り除いて使ってもOK)
・ストレートカットの無地のズボン
・紐
・ベルト(あってもなくても)
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では、作り方に入りましょう!!
まずは、無地のTシャツを用意します。
Tシャツの襟や袖口や裾のリブ部分を鋏でカットします。
最初は大胆に切ってしまわないで、リブ部分だけにしてみましょう。
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Tシャツのリブ部分のカットについて、分かり易くポイントを説明したサイトを見つけましたので、丁寧に作業されたい方は、ご参照を。
http://www.hinolismo.jp/hpgen/HPB/entries/171.html

 

さあ、今の作業で、襟や袖口の部分が「よれよれ」しました。
中世らしい質感になりましたね!
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今度は、前の襟から胸元のところに垂直に切れ目を入れましょう。
そして、左右にそれぞれ奇数個の穴を開けましょう。
最初は慎重に、穴を大きくし過ぎないようにしましょう。
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用意した紐を通します。
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これで、出来上がり!!
Tシャツを着たら、腰をベルトで絞めても中世らしくなります。
ズボンは、無地でシンプルなものと合わせればグッドです!
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今の「男装その①村人風」は、こちらのYouTubeで紹介のものになります。(英語です)
「4分かからず出来る!!」と言っていますけど、本当にあっという間ですね。

この服装の良いところは、簡単に作れるしお金もかからないことですけれども、
もう一つ、動きやすくてダンスしやすいというところもあります。
踊っているうちに結構汗も掻きますからね!

気に入ったら、是非試してみて下さいね。

Author: 会計 モンタニャール

【練習会参加受付中】冬のルネサンス大舞踏会2014

ルネサンス期の音楽に合わせて愉しくダンスを踊ってみませんか

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古楽を聴く悦びを多くの人とシェアしたい。 ――そんな想いからこの企画は実現しました。

ルネサンスダンスのプロ講師による事前レッスンがあるので、
はじめての人も無理なく踊れるプログラム。
古楽バンドの生演奏に合わせてからだを動かすうちに、
ヨーロッパの古い音楽が身体性と不可分であることがきっと実感できるのではないでしょうか。

この冬、ルネサンスダンスがあなたを華やかに彩ります。


冬のルネサンス大舞踏会 開催要項

本番12/7の参加は満席となりましたため、現在キャンセル待ちとして受付中です。
11/22, 30の練習会のみご参加のお申し込みを受け付け開始いたしました。
練習会は両日参加も大歓迎!下記のフォームより奮ってお申込くださいませ。

【本番】 (キャンセル待ち受付中)
日時 2014/12/7(日) 開会14:00~終了17:00予定
場所 茗荷谷ダンスプラザ
東京都文京区小石川5-2-2 わかさビルB1
http://myogadani-dance.blogdehp.ne.jp/

【事前ダンス練習会】 (現在、練習会のみの参加を受付中!)
プロ講師によるダンス練習会が2回あります。(講師プロフィールはこちら
本番参加者の方は、必ずいずれかの練習にご参加ください。2回参加も大歓迎です。
必ず上履きをご持参ください。

・ダンス練習1回目
11/22(土) 13:00~14:45(12:45~受付開始)
みらい館 大明  http://www.toshima.ne.jp/~taimei/

・ダンス練習2回目
11/30(日) 14:00~15:45(13:45~受付開始)
茗荷谷ダンスプラザ http://myogadani-dance.blogdehp.ne.jp/

【参加費】
練習会+本番参加: お1人¥4,500(練習会レッスン代、本番当日のドリンク代含む)
練習会のみ: 1回につきお1人¥2,000
お支払い方法についての詳細はメールでのご案内をご参照ください。

【お申し込み】(現在、練習会のみの参加と本番キャンセル待ちを受付しています)

お申し込みフォーム


イベントQ&A

Q. ルネサンス・ダンスって、どんなもの?

ヨーロッパ(時には南北アメリカ、当時の言い方では新大陸の一部も含む)の「古典バレエ(仏: ballet)」が成立する以前、貴族宮廷や民間で踊られていたダンスの総称を、現代の研究者達は、ヒストリカル・ダンス/アーリー・ダンス(英)などと呼び、日本では訳語として「歴史的舞踏」「西欧古典舞踊」などと様々に呼び慣わしています。その中でも、ルネサンス時代(およそ15~17世紀初頭)に踊られていたものをルネサンス・ダンスと称します。
ルネサンス・ダンスといっても、2世紀以上の長期間に渡るものですから、最初の頃と最後の頃では明らかにニュアンスは異なるものになりますので、15世紀ルネサンス・ダンスと16世紀ルネサンス・ダンスとに大別しています。当時の舞踏教師の振り付け記述は、宮廷人の視点によるものです。そのため、民間の人々の踊りの実態に関しては判然とし難いのですが、絵画や文学などの記述から判断すると双方が影響を与え合って当時のルネサンス・ダンス像を造っていたと考えるのが、やはり無理が無いように思われます。そこで今回は、宮廷周辺の人々によって残されたダンス記述を基本に、再構成された16世紀ルネサンス・ダンスの一部を体験してみようと思います。(文:ルネサンスダンス講師 小澤高志)

Q. ダンス初心者でも大丈夫?

ステップは簡単なものばかりですので、全くダンスの経験がなくても問題ありません。体育の通信簿は1でスポーツテストは級外だったというスタッフが企画会議で踊ってみた感想は「私で大丈夫ですので、健康なら誰でも踊れると思います。ただし、ゆったりしたエアロビなので健康な必要はあると思います」とのことです。
身体に負担を感じた場合は、一時的に休んでいただくことも可能です。ご自身の判断で、無理のない範囲でご参加ください。

Q. 靴はどのようなものが良い?

履物は、上履きが必要です。ダンスシューズでなくても構いませんが、底が薄め(~1cm程度)のものが良いです。靴底の滑り止め力が強いと滑らせる動きがやりづらいので、比較的プレーンな底のものがお勧めです。床を傷つけるおそれのあるヒール靴はご遠慮ください。
◎ バレエシューズ、ジャズダンス用シューズ
△ スニーカー
× 社交ダンス用の靴、ヒールの靴
こちらの記事をご参考にご準備くださいませ。

Q. 服装は?

服装は自由ですが、舞踏会のスタイル的にも、不用意な怪我等を避けるためにも、男女ともに脚を露出する服装はお勧めしません。長いズボンかロングスカート、短いボトムスの場合はタイツ、レギンス等を着用されると良いでしょう。
古い西洋の雰囲気のでる服装だとより楽しめますよ!ドレスまで行かなくても、普段着でも使えそうなアイテムでコーディネートするコツをTwitterやブログ(「古楽な服飾」カテゴリ)で紹介していきます。

Q. 家族と一緒に申し込める?

住所が同じ、かつ練習参加日が同じ方は同時にお申し込みが可能です。
練習場所である公共施設に参加者リストを提出する都合上、住所が異なる方は別々にお申し込みください。

Q. 1人で参加しても大丈夫?

もちろん、大歓迎です!練習でも顔を合わせますし、参加型のイベントですので、初対面の方同士でも打ち解けやすいと思います。

Q. 練習会だけの参加、本番のみの参加は可能?

練習会・本番ともに参加の方のお申し込みを優先させていただきます。本番参加は、現在キャンセル待ちを受付中です。練習会のみ参加は練習会の前日まで受け付けておりますので、奮ってお申込くださいませ。

Q. ルネサンスも、古楽も、ダンスもよく知らないけど大丈夫?

特に知識は必要ありませんので、お気軽にご参加ください!

Q. 子どもの同伴は可能?

舞踏会は大人の社交場という性質上、小学生以下の同伴はご遠慮くださいますようお願い致します。
中高生のご参加につきましては、個別にご相談ください。
なお、学生割引等はありません。


お申し込みは、こちらからどうぞ。(定員になりましたので、練習会のみ/キャンセル待ちとしての受付になります)

お申し込みフォーム

 

FAQにないご不明点がございましたら、以下のフォームよりお問い合わせください。

冬のルネサンス大舞踏会 お問い合わせフォーム

 


ルネサンス・ダンス講師

小澤 高志

ルネサンス・ダンスバンド

バロック・ヴァイオリン:佐藤 駿太
ヴィオラ・ダ・ガンバ:品川 聖
テオルボ:上田 朝子
リュート:西野 潤一
打楽器:立岩 潤三
奏者の紹介記事

冬のルネサンス大舞踏会 運営メンバー

jiwa(じわ)/いわした じゅんこ (総務、会場装飾)
上田 朝子 (音楽監督・リュート奏者)
かいだ みかり (Web管理、服飾情報)
くらら (チラシ制作など)
交響詩モンタニャール (会計)
斉藤 基史(さいとうもとふみ) (会場や演奏者との連絡など)
山下 馨(Pennie) (イベント発起人、総務)
(50音順) →運営メンバーの紹介記事

冬のルネサンス大舞踏会 奏者紹介(演奏動画あり!)

ルネサンス大舞踏会をライブ演奏で盛り上げるルネサンス・ダンスバントのメンバーたちをご紹介します!


佐藤佐藤 駿太 (Facebook)
ヴァイオリン

4歳からヴァイオリンを始める。中学校卒業まで東京ジュニアオーケストラソサエティに在籍。14歳でコンサートマスターとして、カリフォルニア・ユース・シンフォニーと合同演奏会に出演。
桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、現在、桐朋学園大学音楽学部(ヴァイオリン、バロック・ヴァイオリンのW専攻)3年在学中。
これまでに関尚子、岩崎裕子、篠崎史紀、久保良治、堀正文の各氏に師事、バロックヴァイオリンを戸田薫、寺神戸亮の各氏に師事。
古楽アンサンブル「プティ・ヴィオロン」主宰。

 


上田朝子上田 朝子 (Blog)
リュート

桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部ヴァイオリン専攻卒業、同大学研究科作曲専攻修了。現在、同大学バロック・ヴァイオリン専攻在学中。
室内楽成績優秀者による桐朋学園大学室内楽演奏会にヴァイオリンで出演、調布音楽祭オープンステージにバロック・ヴァイオリンで出演。またリュート・テオルボ奏者として多くの若手アンサンブルに参加。フレンチバロック専門少数精鋭古楽アンサンブル「プティ・ヴィオロン」メンバー。
これまでにヴァイオリンを小林健次、江藤久美子、室内楽を藤井一興、鷹羽弘晃、作曲を石島正博、リュート・テオルボを金子浩、バロック・ヴァイオリンを寺神戸亮、戸田薫の各氏に師事。


品川品川 聖 (しながわ ひじり) (Website)
ヴィオラ・ダ・ガンバ

桐朋学園大学古楽器科を1999年卒業後、同年ブリュッセル王立音楽院に留学。2003年ディプロマを取得し首席で卒業。ヴィーラント・クイケン氏ほかに師事。留学中の2001年、安曇野でのソロ・デビュー以来、各地でコンサート活動を展開。主としてヴィオラ・ダ・ガンバのソリストとして活躍。2006年より「J.S.バッハ:ガンバ・ソナタ全曲」のコンサートを毎年開催している。北アルプスの山小屋でもソロ・コンサートを継続。フィールドを歩く演奏家としても注目を集めている。これまでに3枚のソロCDをリリース。
東京古典楽器センター講師。
日本ベルギー学会会員。


西野西野 潤一
リュート、ルネサンスギター

つのだたかし氏にリュートを師事。スペイン・ヒホンでのサマーセミナーに参加しパスカル・ボケ氏よりリュートとルネサンスギターの集中レッスンを受ける。小澤高志氏主宰の「スタジオ・オルフェーオ」にてルネサンスダンスとダンス音楽についての研鑽を積む。リュートによる通奏低音を今村泰典氏、野入志津子氏より、また歌のとアンサンブルを宇田川貞夫氏、エブリン・タブ氏、ロベルタ・インヴェルニッツィ氏より学ぶ。15世紀から19世紀のリュート・ギター属楽器を演奏し、ルネサンス・バロック期のダンスバンド、また歌手とのデュオから室内楽までアンサンブルを中心に活動している。

ヴォーカルアンサンブル「コンチェルト・ゼフィロ」通奏低音奏者、
「アンサンブル・マルモア」メンバー、日本リュート協会会員。


立岩立岩 潤三 (Website)
パーカッション

ドラムを坂田稔に、ダルブカをスス・パンパニン/セルダール・バグティルに、タブラ・バヤを吉見征樹/プラフーラ・アタリーに師事。グレン・ ベレスからフレームドラム、ファルボード・ヤードッラーヒからトンバクのプライベ-トレッスンを受ける。こういった中近東~インドの打楽器で 実際にそれぞれの国の古典音楽を演奏すると共に、その可能性を探るべくロック、ポップス、ジャズ、各種ダンスや舞踊、ライブペイントとのコラ ボレ-ション等、幅広いジャンルへのアプローチを行っている。
古楽方面においては近藤治夫(バグパイプ、古楽器全般)主催のジョン・グルー ル・ボン・ミュジシャンのメンバーとしての活動や、武久源造(鍵盤楽器)とのレコーディングや演奏活動など。またこういった幅広いスキルを活 かした中近東/インド向けシンセサイザーのデモの作曲/データ制作や、iOSAppsの音楽制作なども行う。


ダンスバンドの演奏動画(2014/10/26 リハーサルでの演奏)

こちらはPetit Vriens(プティ・リァン)という曲で、【冬のルネサンス大舞踏会】の最後にファランドールを踊る曲です。
ファランドールといえばビゼーの「アルルの女」組曲が超有名ですが、あちらは舞台用に凝った曲でして、こちらはダンスに合った15世紀のシンプルな曲を選びました。(文:ギター西野)

 

この素晴らしい音楽家たちが、みなさまの楽しいダンスタイムを盛り上げます。
冬のルネサンス大舞踏会、どうぞお楽しみに!

参加申し込みの締め切りは今週日曜まで。
残席わずかとなってきましたので、お早目のお申し込みをお勧めいたします。

(Author: Web管理 みかり)