ルネサンス・ダンス講師紹介

12月7日に開催する冬のルネサンス大舞踏会のルネサンス・ダンス講師のご紹介です。


 

小澤 高志 Takashi Ozawa

ozawa長野県上田市の東塩田出身、三重大学旧水産学部海洋生産コース卒。1970年代の在学中は「御伽芝居とんかち一座」を主宰し、東西の民話・童話のモチーフによる創作劇の公演活動を三重県内の小中学校に於いて行う。卒業後に上京、古典パントマイム(ドクルー・メソード)を、故・並木孝雄に師事 (演劇・マイム公演の使用音楽は、中世・ルネサンスものが定番だった)。
80年代初頭から西欧の歴史的舞踊に興味を持ち始め、民間研究団体「古典舞踏研究会(当時の会長:皆川達夫氏)」に所属、内外の研究者のワークショップを積極的に受け、前後して様々な分野のパフォーマー達とコラボレーションやワークショップを持つ。
1989年、イタリアのルネサンス舞踏研究家の故・バルバラ・スパルティ(Barbara U. Sparti)女史と出会う。彼女の大きな影響の元に、以降、中世・ルネサンスのダンス(17世紀最初頭以前)だけに集中。1996年、中世~ルネサンス時代のダンス&音楽の研究・実践を目的とするスタジオ・オルフェーオ(Il Gruppo di stùdio ORFÈO)を、数人の演奏家達と設立し今に到る。
90年代前半から00年代中頃までは、グループとして国内各地にてルネサンス音楽のコンサートやレクチャー等に客演。90年代中頃かは、講師として地方公共団体の後援による講習会、劇団ワークショップ(文化庁助成による)、大学でのレクチャー、ワークショップ、デモンストレーション等で活動。現在、活動の中心を千駄木のダンス・スタジオに置き、外部出演活動を大幅に減らし、15~16世紀のルネサンス宮廷舞踏を内外の資料検証と実践に集中して探っている。これと平行して、西欧のルネサンス時代にあたる我が国のキリシタン大名達の時代の踊りを、西欧南蛮との関係から調査アプローチし始めている。

(2014年8月現在)

小澤先生のご指導で、楽しくルネサンス・ダンスを踊ってみませんか?
初心者歓迎!
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