作成者別アーカイブ: kogakulian

お知らせ:Webサイト名 他を変更しました。

Kogakulian結成以来、当サイトの名称を
「古楽イベント企画 Kogakulian」としてまいりました。
が、現在の活動内容に合わせたものとすることが
好ましく、また利用者にも”分かりやすい”であろうと考え、
「古楽情報配信 Kogakulian」に変更いたしました。
Twitter, Facebook, 当サイト全ての名称を変更しております。
甚だ微力ですが、閲覧者・利用者の方々に
有益な情報を提供出来るよう、引き続き活動してまいります。
なお、現在、KogakulianのWeb上のアカウントにつきましては、
Kogakulian参加ユニットの一つである“古楽かふぇ”が、
主な管理・運用を担当しております。
各ユニット毎に企画開催されているイベント情報の他、
各種古楽情報を配信・共有してまいります。
※現在のKogakulian参加ユニット:
#古楽かふぇ@jiwatc  #ゆるアン @micaristyle #音食紀行 @onshokukiko
(文責: 古楽かふぇ じわ)

イベント情報: マリー・アントワネットの秘密の部屋

詳細情報は必ず各位にてご確認ください
イベント名: マリー・アントワネットの秘密の部屋
「 “パンがなければ、お菓子を食べればいいじゃない”
-後世に作られたアントワネットのイメージは、ホンモノだったのかー?!
詳細情報: https://eventon.jp/5203/
https://www.facebook.com/events/631150240399158/

日時:2016年11月20日(日)15:30 ~ 17:00
会場: Space 415 (東京都中野区新井2-48-12)

詳細は下記WEBサイトをご確認ください。
 https://eventon.jp/5203/
https://www.facebook.com/events/631150240399158/

イベント情報:ルネサンス・ダンスへのお誘い II

詳細情報は必ず各位にてご確認ください
イベント名:ルネサンス・ダンスへのお誘いⅡ
詳細情報:http://kokucheese.com/event/index/434169/

日時:2016年11月20日(午後4時30分頃~午後7時頃まで)

会場: 絵本塾ホール (東京都新宿区若葉1-22-16 ASTYビル地階)

詳細は下記WEBサイトをご確認ください。
http://kokucheese.com/event/index/434169/

イベント情報:名橋たちの音を聴く 神田川篇

詳細情報は必ず各位にてご確認ください
イベント名:「名橋たちの音を聴く」神田川篇Vol.7
詳細情報: http://toshigakushi.com/event_kandagawa.html 

日時:2016年11月5日(土)
第一便 12:00-13:00
第二便 13:30-14:30
第三便 15:00-16:00 (満席)

出演: セステット・ヴォカーレ(声楽アンサンブル)
森有美子(ソプラノ)・福島康晴(テノール)・辻康介(バリトン)・阿部大輔(バス)
鳥越けい子(音遊び解説/青山学院大学教授)
鷲野宏(まちの解説/都市楽師プロジェクト主宰)

会場: 神田川を漂う船の上(和泉橋~御茶の水橋を運行予定)
詳細は下記HPをご確認ください。
http://toshigakushi.com/event_kandagawa.html 

アンサンブル・オルガヌム

NHK FM「古楽の楽しみ」リスナーの皆様、今週の放送も聴かれましたか?(^^)
今週のテーマは「フランス各地のクリスマスとお正月の音楽」でしたね。
関根敏子さんのご案内と選曲で、クリスマスに関連する、味わい深い作品の数々を聴かせてくださいましたが、フランスそしてヨーロッパにおいて「クリスマス」という行事が如何に重要なものであるかを、聞こえてきた音楽の端々から、あらためて垣間見たような気がしております。

今週の放送の中で、「アンサンブル・オルガヌム」の演奏音源がオンエアされていました。
筆者の好きな演奏家・演奏団体なので、朝の冷たい空気の中に我が身が溶け入るかのような思いで聴き入ってしまいました。

朝の通勤電車の片隅で、ポータブルプレイヤーにつないだイヤホンから、アンサンブル・オルガヌムの合唱を聴いている間、私の心はパリの何処かの聖堂に飛んでおりました…(^^)

というわけで!
筆者イチオシのアーティスト、アンサンブル・オルガヌムの音源を、愛用・愛聴のナクソス・ミュージック・ライブラリーからご紹介。
試聴が可能ですので、よろしかったらちょっと聴いてみてくださいませ(^^)/

・シトー修道会の聖歌 – 12世紀のモノディー(アンサンブル・オルガヌム/ペレス)
http://ml.naxos.jp/album/HMX2901392

・ノートルダム楽派のクリスマスのミサ(アンサンブル・オルガヌム/ペレス)
http://ml.naxos.jp/album/HMA1951148

・グレゴリオ聖歌前史 – 古ローマ聖歌とビザンツ聖歌の出会い(アンサンブル・オルガヌム/ペレス) 
http://ml.naxos.jp/album/HMA1951218

◆アンサンブル・オルガヌム (Ensemble Organum) –
アンサンブル – アーティスト – NML ナクソス・ミュージック・ライブラリー
  http://ml.naxos.jp/artist/94306

皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。

(文責 古楽かふぇ じわ)

静かに再始動中です。

皆さま、お元気ですか?(^^)
しつこい風邪が流行っていますが、皆さまの鼻・喉・お腹は 大丈夫ですか?

師走を目前にして、世の中では日々色々な出来事が起こっていますね。
国内でも国外でも、どちらかといえば悲しい、辛いニュースが散見されます。
が、日々の暮らしの中で、音楽や芸術をそれぞれのスタイルで楽しみ、心の潤いと安らぎを得て 生きる力の中にそれらを織り込んでいきながら、先ずはひとりひとりが元気でいたいものです。

~~~~~~~~~
「冬のルネサンス大舞踏会」から、あと少しで一年が経とうとしています。

Kogakulianの 舞踏会企画運営メンバーとして、練習会の準備をしたり、衣装や靴のことを相談したり、ブログやTwitter、Facebookに投稿したり、ダンスバンドのリハーサルに立ち会ったりと、盛りだくさんの準備期間を過ごしたことが思い出されます。

目を閉じると、練習会や舞踏会当日の様々なシーンが目に浮かびます。
色とりどりの衣装、輪になり列になり くるりくるりと踊る様子、楽の音に耳を傾けながら寛いだひととき。
いずれも、ルネサンス・ダンスを踊りたい、知りたい、楽しみたいと集われた皆様の素敵な笑顔と共に、佳き思い出のアルバムの一ページを彩っています。
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「冬のルネサンス大舞踏会」終了後、Kogakulian運営メンバーたちは、各々が運営するユニットの活動に注力する日々を送りました。
新しい活動に取り組み始めたメンバーもいます。

それぞれの活動を推し進めていく原動力には、大舞踏会企画運営を通じて経験できたこと、試行錯誤や紆余曲折が有ったものの、無事にイベントを実行できたことによる”自信”も含まれているものと思います。
(もちろん、参加者、関係各位の多大なご協力があってのことでした)

そんな約一年の間の、充電期間のような待機期間のような時を経て、Kogakulianは静かに”再始動中”です。

筆者は、日本国内の古楽のフィールドを取り巻く環境が、この五年ほどで大きく変わったように思います。
そして、次なる変化・展開に向かう動きも時折見えているような感があります。
「動かそう・変えてみよう」としている方々がおられるのかもしれませんし、それを望む人々(=古楽リスナー、古楽ファン、古楽周辺の事に興味を寄せる層)の期待が、何かの形で見え隠れしているのかもしれません。
実に抽象的ではありますが、日本における古楽のフィールドにそういった変化の兆しを感じる中で、Kogakulianが古楽のフィールドでわずかでも果たせそうな役割が見えてきました。
それを明確にして、誰の目にも見える『形』にしようと、現在、運営メンバーがそれぞれに検討を進めています。

縁あって触れるようになった、「古楽」と呼ばれる音楽。
この呼び名も、いつか過去のものになる日が来るのかも知れませんが、現時点では「古楽」と呼ばれる音楽、そしてそれにまつわる諸文化を、様々なスタイルで楽しむ機会を創るために。
2016年の新展開に向けて、Kogakulianは再始動中です。

(文責:古楽かふぇ じわ)

冬のルネサンス大舞踏会開催レポート

2014年12月7日(日)午後

スタジオ・オルフェーオ主宰の小澤高志さんによる先導のもと、華やかにヒストリカル衣装を身に纏った60余名が東京・茗荷谷ダンスプラザに集い、ルネサンスダンスを踊り楽しみました。

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舞踏の第1部は、トワノ・アルボーThoinot Arbeau(1520‐1595)のオルケソグラフィーOrchesographyに収められた数々のブランルに始まり、ピョンピョン跳ねたりする動きの豆のブランル(branle des pois)やお役人のブランル(branle de l’Official)など、シンプルながらも踊る歓びに満ちたものが踊られました。

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音楽もすべて生のルネサンス舞曲。この日の舞踏会のために特別に編成されたルネサンス・ダンスバンド(バロック・ヴァイオリン 佐藤駿太、ヴィオラ・ダ・ガンバ 品川 聖、テオルボ&ルネサンスリュート 上田朝子、ゴシック・ハープ 斉藤ひとみ 西野直美、ルネサンス・リュート&ルネサンス・ギター 西野潤一、打楽器 立岩潤三)が舞踏会を通して音楽を担当しました。また、舞踏の幕間にはルネサンス・ダンスバンドのメンバーによる独奏コーナーも設けられ、舞踏会のなかに小さなコンサートの要素も盛り込まれました。

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驚くべきは、ミニコンサートの終演からの自然な流れで第2部のパヴァーヌが始まったことでした。そこには音楽が身体を自然に誘導する光景が見られました。男女がペアとなり、クロード・ジェルヴェーズ Claude Gervaise (1510?-1558?)の「ダンスリー」のなかからパッサメッツォによるパヴァーヌ、ヴェニス風パヴァーヌと続き、足の躍動的な動きの伴うパッサメッツォによるガイヤルドが踊られました。

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会の終わりの第3部は、全員で輪になって踊るファランドールで締め括られました。終曲ではルネサンス・ダンスバンドのヴァイオリニストとリュート奏者も踊り手に混じりながら演奏し、熱気と喜び溢れる幕閉めとなりました。

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この舞踏会を企画したのは、2014年夏に有志のイベントオーガナイザー達によって立ち上げられた古楽イベント企画Kogakulian(コガクリアン)です。会場装飾をどうするかということや、チラシ作成、Web申込みの方法、司会の進行や舞踏の流れに至るまで、夏から秋頃にかけて綿密な打ち合わせが行われました。これまでに各運営メンバーがかかわった「古楽かふぇ」や2年前の夏に行われた「水上の古楽まつり」の経験も反映され、古楽を本当に好きな人々が楽しめるようさまざまな工夫を加えることができました。

また、舞踏会参加者の一人に『ルネサンス踊り絵本』などで知られるイラストレーターの吉田稔美さんがいらっしゃったことから、彼女のポストカードなどの小さな作品を販売する企画も実現しました。スペースが限られた空間でなかなか大変ではありましたが、古楽関係のコンサートのチラシも壁に設置するかたちとなり、賑やかなイベント空間ができました。

今回の舞踏会では、イベントの当日ばかりでなく、当日に至るまでの参加者とのコミュニケーションをも愉しみたいという意図があり、それもある程度は実現することができたように思われます。たとえば、《かんたん衣裳作成》講座のヒラヒラや、日常的な衣服を使って本格的なルネサンス衣装を作ってみようといった革新的な試みもWeb上で発信され、参加者を含む多くの人々によって楽しまれました。また、ルネサンス・ダンスバンドの練習風景も事前に公開され、共有されました。

西欧の歴史的な音楽をコンサートなどで聴く機会は一般的なものとなった昨今にあっても、古楽を享受する楽しみかたのヴァラエティーはまだあまり十分でないような気がしています。古楽を基軸に据えた本イベントが、プロの演奏家や研究者、音楽以外の諸学芸に興味を持った方や面白そうなのでちょっと踊ってみたかった人々を分野横断的に結びつけ、かかわる人々を巻き込むことによって、よいものが生まれ、実り多い出会いのきっかけを提供できたことを願ってやみません。

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文: 山下馨
編集: かいだみかり
写真:
1,2 交響詩モンタニャール
3〜8 かいだみかり
集合写真 浅水屋剛氏

かんたん衣裳作成: 男性③ ヒラヒラの作り方

こんにちは、モンタニャールです!

「かんたん衣装作成」シリーズ前回の「 男性② ちょっと裕福風」では、
襟や袖口に、ヒラヒラしたギャザーの飾りを使って、
ゴージャスにするのが特徴でしたね。

けれども、肝心のヒラヒラの作り方のご案内がまだでした。

そこで、ヒラヒラのうち、比較的簡単に作れるAタイプとBタイプについて
作り方をご案内させていただきます。

材料や道具

まず、必要な材料や道具ですが、今回は、超簡単にということで、不織布を使います。
縫製技術も裁縫道具も必要ありませんが、不織布を裁断するときは
より刃渡りの長い布切鋏があったほうが楽かもしれません。

材料や道具
●白い薄地の不織布
●白くて細いリボン or 紐
●木工用ボンド
●ハサミやカッター(布用・紙用など用途にあわせて)
●メジャーや定規

材料調達にあたって注意するのは、
不織布は大き目にリボンは長めに用意することです。
不織布については1m四方くらい、リボンは3.5mくらいあった方が安心でしょう。

また、ギャザーといいますかフリルといいますか
ヒラヒラにする分だけ布は多めに要りますので、最初からケチらずに大き目に使って下さい。
完成したものを衣装の上から着けてみて、それから調整出来るように、
また、細かいことを間違えても後で調整できるように寸法は大きめに案内しています。

では、早速作ってみましょう!

ヒラヒラを作ってみる!

①付ける予定の場所の首周りや手首の寸法測定

なるべくヒラヒラを付ける直前の衣裳をつけた状態で測ってみましょう。
ピッタリしたニット一枚増えただけでも手首は3cmくらい太くなりますよ。
今回は、手首周り 20cm・首周り 30cm を前提にご案内します。

②不織布の裁断

手首用タイプA:幅15cm x 長さ100cm を2つ
左右それぞれの手首用に2つ必要です。

首回用タイプA:幅20〜25cm x 長さ200cm を1つ
布の長さが足りない場合は、100cm 2つなど分かれても大丈夫です。

首回用タイプB:幅60cm x 長さ40cm を1つ(前面用)
幅20cm x 長さ50cm を2つ(側面~後部用)
ネクタイのようにぶら下がるのが前面用になります。

③裁断した不織布にリボン(紐)を通すための切れ目を作る

タイプAの手首用は下側を短くするために2cm程度布をずらして切れ目を入れます。
真ん中に切れ目を入れるとヒダので突っ張って、
上に来るヒラヒラの「丈」が異様に短くなるのを防ぎます。
首周りの場合は真ん中で大丈夫のようです。
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手首用を作るときは、左右で切れ目の間隔が極端にズレないよう注意します。

タイプBの前面用は、長い方の辺を持って半分に折って、端っこを5cmくらいずらしましょう。
山折になったところに切れ目を入れていきます。
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④不織布の切れ目にリボン(紐)を通す

画像を撮る時に分かり易いように色の濃いリボンを通していますが、
勿論、白いヒラヒラには白いリボンを使って下さい。
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Bタイプの前面のものは、紐が通っている側が外側に行くのを防ぐため、
ちょっとだけ木工用ボンドを使ってリボンの近くの折り目を固定しています。
白い点のようなのがボンドです。
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Bタイプの側面~後方のものまで紐を通したところです。
(側面~後方は、裁断の都合で50cm1つではなく、左右とも2つ使っています。)
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Bタイプの側面~後方は、ヒラヒラではなく少しモコモコさせたいので、
縁をポイントで木工用ボンドで止まって、中をリボンが通っているようにしました。
女性が髪を束ねるのに使うシュシュ(モコモコ)と似た構造です。
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⑤リボン(紐)を切って、ほどけないように結ぶ

通し終わったリボンを切ります。
ヒラヒラが伸びた勢いで折角通したリボンが取れて通し直し・・・の間に
更に反対側から外れていくことがよくあります。
そういった事故が起きにくいように少し長めに切りましょう。

手首用タイプA:長さ80cm くらいを2つ(左右用)
首回用タイプA/B:長さ2mくらいを1つ

リボンを切ったら、こんな風に結んでリボンが布から外れるのを防ぎましょう。
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⑥不織布を絞ってヒダの癖をつける

このままではクシャクシャした布にリボンが通っただけなので、ちょっと癖をつけます。
(あまりつきませんが。)
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これで、ひとまずは完成です。
このあと、実際に衣装と合わせて、長いところは短くするなど調整していきます。

それでは、作ったヒラヒラを衣裳の上から取り付けてみましょう。

ヒラヒラを着けてみる!

①衣裳を着たら、現代服の袖口や襟を折って隠す

そのまま現代服に着けても、これでは無茶苦茶です。
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そこで、ヒラヒラに合わない大きな袖口は外側に何度か折って隠してしまいましょう。
服を着た状態でやって下さいね。
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大きな襟は内側に折って隠してしまいましょう。
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②ヒラヒラの不織布を、リボン(紐)の真ん中のところり外れないようにしておいて
リボン(紐)を取り付けたいところにまわす

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自分でリボンを結ぶのは難しいので、近くの人にお願いしましょう。
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③リボン(紐)を結んだら、ヒラヒラの形を整える

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④これで、完了!
画像は、首周りはBタイプ、袖周りはAタイプです。
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Bタイプがなんだかよだれかけみたいに煩いので、
リボンから外して鋏で調整してもいいかもしれません。
また、袖周りのAタイプは、Bタイプの横から後ろの首周りのように
シュシュみたいにしたほうが、やかましくないかもしれまさん。

なお、Cタイプの「襞襟(ひだえり)」については、
他サイトで紹介しているものを見つけましたので、割愛いたします。
なんと、国内でも作って販売している方がいらっしゃると聞きました。
コチラが、襞襟の作り方を紹介しているサイトです。かなり面倒くさそう。(^^;
http://twitpic.com/21h3tq
http://yaplog.jp/hanazono/archive/192
http://yousai.net/nui/komono/etc/hidaeri/index.htm

告知より1か月近くも経ってからのご案内になってしまい、
大変申し訳ありませんでした。m(_ _)m
ちょっと、「冬のルネサンス大舞踏会」本番の直前過ぎて
時間がない方もいらっしゃると思いますが、宜しければお試しくださいね!

なお、今回作ったものは当日お持ちしますので、使ってみたい方は早い者勝ちです。(^^)

では、舞踏会本番でお会いしましょう!!

(会計担当 モンタニャール)

ガイヤルドのステップ

こんにちは、モンタニャールです!!

今日は、「冬のルネサンス大舞踏会」第二回練習会ですね。
前回の練習会で、少し苦戦された方も多かったガイヤルドのステップを
図示したものを作らせていただきました。

なお、練習会で実施したものは、
通常の英仏式(Five steps of galliard, Cinq pas de gaillarde)ではなく、
伊式(Cinque passi di gagliardo)の1ヴァージョンとなります。
(※12/3加筆しました。)

図は、コチラです!!

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便宜上、6拍子でとらえると、このような感じで動きます。

左足を前方に蹴りだす。
左足を元の位置に戻すと同時に、右足を後方に軽く跳ね上げる。
左足を前方に蹴りだすと同時に右足は元の位置へ。(①と同じ)
左足を元の位置に戻すと同時に、右足を後ろにひいて・・・
(②と同じだが、⑤への予備動作でもある)
右足をまっすぐ前に蹴りだして、ぐるっと外回り!!
左足の少し後ろに右足を寄せて着地。

左足を前に蹴りだして開始のパターンをご案内しましたが、
次は、右足を前に蹴りだして開始する左右逆のパターンとなります。
・・・・・が、左右逆にして交互にやるのは結構難しいので、
最初は片方のパターンだけでやってみましょう。

両足が同時に着地するのは⑥だけで、⑤から⑥にかけてがなかなかハードです。

そんなガイヤルドですが、このステップの間隔やイメージを持っていると、
西洋音楽の6拍子を演奏するときに、より音楽的に、
舞曲については舞曲らしく出来るのではと思っています。

更にいうと、ガイヤルドの曲は「便宜上」6拍子なのであって、
メトロノーム的な6つの「カッ!コッ!コッ!カッ!コッ!コッ!」ではないんですね。
6つになんて分かれていないダンスの動きや雰囲気なのですから。

・・・・・というのは、私が、ふと思いついたことですので、正しいかは分かりません。
ただ、ガイヤルドのステップをイメージしたら、
6拍子の舞曲で最後の3拍が走る現象は治ると思います。
5拍~6拍が非常に忙しいステップなのに、そこだけ速いテムポだったら困りますもんね!
6拍子の後半で走る指揮者さんやお友達がいて困っていたら、
是非、「冬のルネサンス大舞踏会」のことを教えてあげてくださいな。
来年からでもお待ちしております。(^^)

それから、ヒラヒラの作り方のアップが遅れていて申し訳ありません。
なんとか3日以内にはと思っております。m(_ _)m

では、練習会または本番でお会いしましょう!!

(会計 モンタニャール)

手軽に楽しむヒストリカル衣装~女性トップス編~

こんにちは!Web管理みかりです。
今日の関東は肌寒く、天候からも”冬の”ルネサンス大舞踏会の近づきを感じます。

さて、冬のルネサンス大舞踏会でルネサンス衣装を用意するのは難しいけど、
簡単にヒストリカルな雰囲気の衣装を楽しみたい!という方へ、
今回は女性トップスのご紹介です。

女性服は、デコルテラインや襟、袖のデザインが素敵なトップスにロングスカートを合わせるだけでも、雰囲気が出ますよ。

ネットで買えるものをいくつかご紹介しますね。(写真をクリックするとお店のページに飛びます)


↑こちらのブラウス、襟を立てた感じが少しルネサンスっぽくないですか?^^

  

お次は、こちら~。

↑こちらはスクエアネック+首の飾りがこういった↓のドレスの首回りを思わせます。

この男性の襟、まさにルネッサーンス!という感じですね。
ここまでではないですが、襟まわりが華やかなブラウスたちがこちら。

 
 
 

胸元のデザインが華やかなトップスでは、こんなものがありますよ。

 

こういった華やか系トップスにロングスカートを合わせるというのが、
簡単にできるヒストリカルな雰囲気なコーディネート例の1つです。
ウエスト部に前回ご紹介したような太いベルトをするとさらに素敵になります♪

ブラウス+ロングスカートにさらにベストを合わせると、この雰囲気に近くなりますよ。

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ベストは前でしめるものが良いですね。
 
 
Ozzonさんのトップスやアクセサリーもオススメです。
http://www.ozzon-japan.com/products/detail.php?product_id=4026
http://www.ozzon-japan.com/products/detail.php?product_id=4024

 

冬のルネサンス大舞踏会、どうぞお楽しみに!
本番当日は現在キャンセル待ち受付中ですが、
11/22(土)と11/30(日)の練習会のみの参加者は追加募集中です。
上記リンク先ページよりお気軽にお申込くださいませ!

※服装に関していろいろな情報を提供しておりますが、
ヒストリカルなものや正装でなければいけないということではありませんので、ご安心を。
脚を露出しないスタイルであり、また裾が長すぎる等ダンス時に危険なものを避けていただければ、
特に規定はございません。

履物に関しては、練習・本番ともに上履き必須です。
こちらの記事をご参考にご準備くださいませ。
上履きのご案内

 

(Author: Web管理 みかり)