静かに再始動中です。

皆さま、お元気ですか?(^^)
しつこい風邪が流行っていますが、皆さまの鼻・喉・お腹は 大丈夫ですか?

師走を目前にして、世の中では日々色々な出来事が起こっていますね。
国内でも国外でも、どちらかといえば悲しい、辛いニュースが散見されます。
が、日々の暮らしの中で、音楽や芸術をそれぞれのスタイルで楽しみ、心の潤いと安らぎを得て 生きる力の中にそれらを織り込んでいきながら、先ずはひとりひとりが元気でいたいものです。

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「冬のルネサンス大舞踏会」から、あと少しで一年が経とうとしています。

Kogakulianの 舞踏会企画運営メンバーとして、練習会の準備をしたり、衣装や靴のことを相談したり、ブログやTwitter、Facebookに投稿したり、ダンスバンドのリハーサルに立ち会ったりと、盛りだくさんの準備期間を過ごしたことが思い出されます。

目を閉じると、練習会や舞踏会当日の様々なシーンが目に浮かびます。
色とりどりの衣装、輪になり列になり くるりくるりと踊る様子、楽の音に耳を傾けながら寛いだひととき。
いずれも、ルネサンス・ダンスを踊りたい、知りたい、楽しみたいと集われた皆様の素敵な笑顔と共に、佳き思い出のアルバムの一ページを彩っています。
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「冬のルネサンス大舞踏会」終了後、Kogakulian運営メンバーたちは、各々が運営するユニットの活動に注力する日々を送りました。
新しい活動に取り組み始めたメンバーもいます。

それぞれの活動を推し進めていく原動力には、大舞踏会企画運営を通じて経験できたこと、試行錯誤や紆余曲折が有ったものの、無事にイベントを実行できたことによる”自信”も含まれているものと思います。
(もちろん、参加者、関係各位の多大なご協力があってのことでした)

そんな約一年の間の、充電期間のような待機期間のような時を経て、Kogakulianは静かに”再始動中”です。

筆者は、日本国内の古楽のフィールドを取り巻く環境が、この五年ほどで大きく変わったように思います。
そして、次なる変化・展開に向かう動きも時折見えているような感があります。
「動かそう・変えてみよう」としている方々がおられるのかもしれませんし、それを望む人々(=古楽リスナー、古楽ファン、古楽周辺の事に興味を寄せる層)の期待が、何かの形で見え隠れしているのかもしれません。
実に抽象的ではありますが、日本における古楽のフィールドにそういった変化の兆しを感じる中で、Kogakulianが古楽のフィールドでわずかでも果たせそうな役割が見えてきました。
それを明確にして、誰の目にも見える『形』にしようと、現在、運営メンバーがそれぞれに検討を進めています。

縁あって触れるようになった、「古楽」と呼ばれる音楽。
この呼び名も、いつか過去のものになる日が来るのかも知れませんが、現時点では「古楽」と呼ばれる音楽、そしてそれにまつわる諸文化を、様々なスタイルで楽しむ機会を創るために。
2016年の新展開に向けて、Kogakulianは再始動中です。

(文責:古楽かふぇ じわ)